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休暇

分からない…分からない…

だって西島さんの映画たくさんあり過ぎて何から観て良いのか分からない…。

レンタル屋のDVDの棚の前で行ったり来たり…なんか西島さんも両手にDVD持ってどっちを借りようか悩んでる姿を見たとかなんとか…どこの記事だったか忘れちゃったけど、そんな状態で私もDVDの棚の前で睨めっこ。

うーーーーん、とりあえず西島さんの受賞歴のある作品を観るべきか?だけど、どこ行っても『帰郷』と『ニンゲン合格』がなーーーい!だけど『休暇』は見つかった。

けど、死刑執行の話なんだよねぇ~。…最初からは重すぎる…いや、西島さんの神妙な演技が観てみたい!

ってことで、『休暇』に決定~。





休暇


<REVIEW>

正直、小林薫さん演じる刑務官と大塚寧々さん演じるシングルザーとの結婚→再生のメッセージはよく解んなかったけど(爆)、西島さんの死刑囚役はすごく目を見張るものがあったと思う。

(以下、西島オンリー目線で^^;)

大概の映画での死刑囚っていうと、気性が荒く、気が狂っている人をイメージしてしまうけど、この西島さん演じる金田という男はもの静かな規則正しい男。絵を書くことが趣味で雑誌に載っている写真を切り取って、スケッチブックに見事な絵を書いている。


休暇01


この死刑囚はどんなことをして牢屋に入れられてしまったのか?この作品には全くその経緯がないので、想像するしかないのだけど、一見模範囚みたいに見えるけど、この物静かさが奇妙であって、一体何を思って生活しているのがが分からずで、唯一外の人間と話せる刑務官に対しても心の内を見せたりはしない。なので、死刑執行を是か非かと問われると観てる人には判断しにくくなっている。

突然フレームの中に入ってきた老夫婦の存在。それを見えてはいるのだろうけど、普通に生活する気持ち悪さ…やはりどこかオカシイのだろうか…

接見に来た弁護人に、謝罪文の内容に「罪の重さを認識することを強調するように書いた方がいい」って言われるけれど、「もうこれ以上書けないから意味がない」と断ったり、弁護士の言ってる意味が分からず「…はぁ?」っと小バカにしたようなトーンで聞き返したり…(このトーンは絶妙です)自分の人生を諦めちゃってるからこそのアクションだったように思えます。

そして、妹が面会に来ても何のリアクションを起こさず、目も合わさず時間の過ぎるのを待つばかり…「すでに人生諦めちゃってる=死刑を覚悟してる」の図式は出来上がってる。


休暇02


死刑の決まったその日、死刑囚には悟られてはいけないことになってるのだけど、新人刑務官が「何か他に欲しいものがあるか?」と購入品を手渡す際に、最後と思って口を滑らせてしまうのですが、そこをすかさず、聞き返す金田…「なんで?」(←ここの間が凄くいい!)ものすごく不審がってます。


休暇05


そして、次の日に刑務官はCDラジカセをわざわざ持っていって聞かせてあげるのだけど…。

っていうか、そりゃ不審がらない方がオカシイってもんです。

独房で刑務官との一方通行な生活、久しぶりに人の優しさに触れた瞬間、壁の向こうから自分の発信した音をキャッチする同じような人間がいるということ。…案の定、張りつめていた心情が一気に爆発します(←ここでの叫び方、『真木栗ノ穴』でも感じたけど、西島さんの叫び方ってものすごく怖いのね)。


休暇03


そして、普段と変わらぬ朝と思ったその日。いつもと違う足音の数…いつかその日が来ると分かってはいながらも、それが今日になるとは思わない。教えてもらった方がいいのか、教えてもらわず突然がいいのか…きっと誰しも分からないことなんだろうけど。あまりの突然の出来事で、腰を抜かしちゃう西島さんの演技がすごく自然で今更だけどビックリした。


休暇04


ここから死刑執行まで、丁寧に描かれます(キャプチャはあえてカット)。

あまりの演技の上手さと役に入りこんでる西島さんほんとに凄いです。神父さんが聖書を読み上げるところから、震えが止まらなくなって水を震える手で飲んで、妹に白紙の手紙を書き…すごい気持ちがリアルに伝わってきました。特に妹に白紙の手紙を書くシーンは、これから殺されるってときに残された人にメッセージなんて書けるかよ!って、けど何も思ってなくはない…と感じさせてくれましたよね。

西島さん曰く、「どうやっても死刑囚の気持ちには到達できない、それでもとにかく緊張感を保ち役に近づいていかなければならない」って、演じるのが苦痛だったらしいですけど…でもやってのけちゃう西島さんって凄いです。

死刑制については、どんなに議論を繰り返しても答えは出ないと思うけど、実際刑を執行するのは刑務官であり(被害者の遺族ではなく)たとえ遺族だとしても人が人を殺めることは如何なことか?それが責務だとしても、やはり嫌な仕事だ。

ここ数日、この演技が頭から焼き付いて離れなかったりする。これから観る映画、どの役も光って見えると思うんだけど、ずっとこの役が心の中の起点になっていくんだろうなって思います。


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secret

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comment

私も休暇はみました

西島さん、すごいですよね。本当にこんな死刑囚がいたんだろう…と思うような役だと思いました。

もともと西島さんのイメージってこんな感じではあったけど、ちゃんと見たらそれよりも深いって思いました。

言葉も動作も少ないのに、この囚人役のリアリティの高さはすごいですよねぇ・・・。

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