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フィラメント


フィラメント


公開年:2002年
監督:辻仁成
出演:大沢たかお/井川遥/森村泰昌/松重豊


<STORY>

今日太(大沢たかお)は26歳。すぐにキレてしまうため仕事も長く続かず、仲間の卓爾(村上淳)とフラフラ暮らす毎日。父親は女装趣味、母親は蒸発という環境に、心底飽き飽きしている今日太の唯一の拠り所は、夢遊病の妹・明日美(井川遥)。しかし明日美はヤクザの前夫にしつこく付きまとわれている。そして、相変わらずオヤジ狩りを続ける卓爾にも、今日太は少なからず異質なものを感じていた。そんなある日、10年も音信不通だった母親・加子が突然戻ってくる…。

<REVIEW>

金髪のたかおちゃんの前に、この映画の監督って…「辻仁成」本人だってことを見た後に気が付く。『千年旅人』はまだ観たことないんだけど、これも辻さん原作で監督でたかおちゃん出てるってことで、「フィラメント」は2度目のお仕事なのですな。

辻さんの本は、『冷静と情熱のあいだ』『サヨナライツカ』はずーーーーっと前に読んだことあってどちらも映画化されている。竹野内豊とケリー・チャンの『冷静と情熱のあいだ』はすごく好きだった。で、中山美穂と西島秀俊さんの『サヨナライツカ』はまだ映画観てないけど、西島さんなんだよねぇ~(知ってたけど、最近好きになったんだもん)。

そんな辻作品なんだけど、やっぱりさ原作は良いけど、自分で映画撮っちゃうとね…なんでかな、ほんとは自分の本だから自分で撮るほうが良いに決まってるはずなんだけど。…なんでかなぁ~(遠い目)。

こーゆうアート系の映画の撮り方って観る人によって好き嫌いが激しいと思うんだけど、私としては…ダメだった。本だけの世界なら主役の”今日太26才”が26才の頭として描かれるんだけど、映像のたかおちゃん26才は…ありゃムリがあるってもんじゃない?一緒につるむ村上淳は設定上の26才ぴったしなのにさ。今日太役は「大沢たかお」でしか有り得ないと名言した辻監督、うーーーーん、分んない。

登場人物のキャラクターはすごく面白かったけど(すぐにキレて仕事やめちゃう今日太、夢遊病の妹、女装癖のある父、失踪したけど出戻った母、すごくバカっぽい今日太の友達、ヤクザのリキちゃん)1シーンごとがスローモーションのように感じられちゃうの。セリフも少ないし、動きも少ないし、セリフとセリフの間が開きすぎて眠くなってしまった。もうちょいはっきりしたセリフ言わんかい!と思うこと数回。

っま、アート系映画なんてそんなもの。

ただ、女装癖のある父親”篤次郎”演じる森村泰昌さんの演技はすんごくホッとしちゃったのは何故だろう?冒頭の深夜街の上に立つオカマ風な美人がまさかお父さんだなんて思わなかったもん。でもって、一旦通りすがるが思い留まるように父親を家に連れて帰ろうとするたかおちゃんの演技がまた可愛かったなぁ。じゃなくて、この映画の主役って父ちゃんだったんじゃなかろうか?と思ったくらい存在感あったと思う。

「家族の再生」がテーマ…ってことになってるけど果たしてどーなの?ってのはあるけれど。父ちゃんの愛は大きかったのはよく分る。

マリリン・モンローの変装してポートレート撮って、今日太に「近所の人たちに変態って言われてる」っていう言葉に、「変態やない…ただ変なだけや」っていう本気の父ちゃんのセリフに思わず吹いたっ!けど、今日太はマジな顔で「…どっちも同じだ」って。家族はいつだってお互いを心配するんです。


フィラメント10


そんな変態…じゃなかった女装が趣味のお父さん。元ダンナのリキちゃんにレイプされてしまった娘(明日香)の仇を討つために今日太がリキちゃんを殺しに行こうとするんだけど、今日太を手錠にかけて、自ら親の使命を果たしに行く姿にはちょい感動しました。やっぱり親って、子供のためなら自らを捨てて守りにいくんですよね。なのに決意の井出達は極妻風…ってさぁ、それはそれで変装壁のある父ちゃんだから納得は行くけど、あくまでも父”篤次郎”の姿だったらもっと泣けたかも知れないのにね。

あとは兄弟愛…といってもお互いを強く想うプラトニックな愛なんだけど、お互いの気持ちを伝えるシーンはそれなりに良かったと思う。たかおちゃんの鼓動が聴こえてきそうなくらい、切ないね。


フィラメント11


その前に、一緒につるんでた”やっぱりバカだった”友達もヤクザから奪った拳銃で、親父がリで暴発さして殺しちゃうんだけど、その挙句にヤクザに追われてビルの谷間に落っこちて死んじゃって。

なんだかんだ飛ばないって言ってた今日太もラストシーンで、「友人の死、妹が元ヤクザのダンナにやられ、父ちゃんは娘の仇を討ちに行って殺されちゃって」何もかも失うんだけど、結局は自分の中で何かが吹っ切れたかのようにビルの谷間を飛ぶんだけどさ…

あれ、飛んだ格好で物語が終わっちゃうんだけど…落ちた気がしなくもない(苦笑)。
あれ死んでたら、妹どうするんだろ?って思うよね。

まぁなんだかんだダラダラでスッキリしない映画だったと思うけど、たかおちゃんの後にも先にもないであろう金髪姿に(やっとそこかい)…とまどう私…だって髪の毛すごく痛んでそう…(そこかい)。白タン(タンクトップね)&黒タン&鍛えた体に金髪がワイルドさUP!!が観れたから、とにかく『フィラメント』終了!ってことで。

だけど、こんなフェアリーな顔して友達殴っちゃうのよん。でもその友達すごくムカつくから許しちゃう。


フィラメント02


んで、こんなトゲトゲの今日太だけど、明日香のおかげで仕事もしっかりするようになって、職場のおじさんに誉められたシーンでのこの笑顔。


フィラメント01


だから、ここで話を終わりにすれば良かったんだよね(いつものたかおちゃんの笑顔が眩しいです)。
ハッピーエンドで映画を作れない映画なんて嫌いだー!!

…で、ふと思ったんだけど『千年旅人』ってどーなんかなぁ~?豊川悦司との共演も去ることながら、辻監督作だって今更ながら知ったんだけど…耐えられるかな(苦笑)。


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